きものはうす 五箇谷

心の晴れは自分しだい

こんな着物・こんな帯・
その日の気持ち、その日の風、
そんなことでも変わる
今日の着物あわせ・・・
ちょっと書いてる気持ちや色々なことです

母に感謝、ありがとう👘

2022年10月17日

2022年10月12日

私の母は天国に旅立ちました!

享年92歳、何事も頑張る愛情深い母でした。

母のおかげで

私も着物が大好きになり

今が有ると思います。

私が22歳ぐらいに

実は

母が私のために、

着付け教室の受講を

申し込みしてくれて

私は

着付けを習うようになりました。

「着物が着られるのは

将来絶対役に立つから!」と言って。

私もずっと着物が好きでしたから

とても嬉しかったし

そこからのめり込みました😅

だんだん着物が上手に着られるようになって

くると着物が欲しくなります。

「今日ね、先生に

色無地が有ると色々な場面で着られて

便利だからって色無地を勧められたんだ」

と母に話すと

「有るわよ〜4枚」と即答!😊

「4枚っ?」

それから少しした父が出張で留守の日

母は

虫干しすると言って

箪笥を開けました。

次から次へと出で来る畳紙、

それを広げて

数十枚の着物や帯を見せて

くれました!

いつのまにか、こんなに沢山(⌒-⌒; )

(母もかなりの

着物ウィルス感染者でしたね〜((o^^o))

私は

この時に

『こんなに着物や帯があるなら

絶対着付の講師になろう』と

憧れから目標に気持ちが

切り替わったのも

今でも良く覚えてます。

そこからが私のスタートだったかな?

母と着物の神様のおかげです。

そんな母がとうとう、天国に旅立ちました。

昨日は母から譲り受けた

横木瓜紋の喪服を着て

母を見送りました。

長女が

「おばあちゃん、よく私に、

『桂子が私の着物を着てくれて良かった!』って

言ってたよ」と教えてくれました。

、、、私には直接は

そんな事言わなかったなぁ!

でも、私が母の帯を締めて

出かける時

玄関先で

お太鼓をなでながら

「あら、この帯で行くの?これは

良い帯なのよ〜」と

言いながら

確かに微笑んで、嬉しそうに

見送ってくれたっけ。

いつも応援してくれてありがとう!

母は

最後の2週間ほどは

認知症もあって、脚も骨折もしてしまい

その痛み、そして皮膚炎からくる痒みで

少し辛そうでしたが

最後の日は

午前中に施設で入浴もさせて頂き

ゆっくりベッドに横になっていたところ、

スタッフさんが声を掛けに行った時には

呼吸が確認できず、

本当に

眠るように亡くなったそうです。

その日はちょうど

父と母の結婚記念日💒でした。

父が

『そろそろ、こっちへ来いや』と

迎えに来てくれたのでしょう。

年老いた2人が

寄り添って虹🌈の橋を渡る後ろ姿を

思い浮かべたら

涙が溢れました。

若かりし日の2人

今は天国で二回目の式を
挙げているかしら。











そして家族だけで細やかながらも

たくさんのお花に囲まれた母を

見送ることができて

今は

安堵の気持ちに

なりました。

「笑顔が1番、いつも笑顔でいなさい」と

母は

言ってました。

昨日は

斎場で私たちは

笑顔で母を見送りました!

霊柩車の運転手さんに

「皆さん明るいですね、良い事です」と

言われました。

「母は92歳.大往生でした、母は

笑顔が大すきでしたから(o^^o)」と

私は答えました。

笑顔の大切さと

着物の素晴らしさは

母が教えてくれました。

本当にありがとう!

これからもこの事を

大事にして生きていきます。

ありがとう!

そして安らかに✨






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