こんな着物・こんな帯・その日の気持ち、その日の風、そんなことで
も変わる今日の着物あわせ・・・枠にとらわれ過ぎずに楽しんで・・・♪
枠にとらわれ過ぎず楽しんで
「友達の結婚式にお呼ばれしたんだけど、リストランで借り切ってするんですって」
「じゃあ、この小紋なんてぴったりよ!」。
私が差し出した黒地に花模様の
小紋の着物にお客様は「わーカワイイ!」と声を上げられました。
私が立川に開く着物のリサイクルショップには、この頃、
若いお客様が多いのです。
そんなお嬢さんたちに「黒地にピンク色系の花の着物」は人気ナンバー1です。
その方も一目で気に入ってくれました。
でも少し不安げな様子。
着付けを習っているこのお嬢さんは、着物のTPOについても勉強中。
どうやらテキストで見た着物のTPOが、頭の中をグルグル回っているようです。
「結婚式は留袖、色留袖、訪問着、色無地...」と書かれていると、
もうその枠をはずしてはならないと思うようで、
「結婚式なのに小紋で大丈夫なんですか?!」という思いがこちらにも伝わりました。
そうなんです。
着物って着ていてもなんだか心配...。
「合わせ方が違うんじゃないの?」
「この場所にこの着物で大丈夫なの?」
「着てみたいけれど、なんだか自信がない、人の視線が気になるの...」
そんなことを考えていると着物を着るのが恐くなる。
それが着物を着なくなる理由の一つになっている方も多いのではありませんか?
このお嬢様たちが招待されたのは、結婚式といっても、
今はやりのレストランでのパーティー形式。
それに小紋と一口に言ってもいろいろあります。
カジュアルな柄からちょっとフォーマルな江戸小紋や飛び柄まで。
合わせる帯も重要で、そういったフォーマルにも使える小紋なら、
訪問着などに合わせる袋帯だって大丈夫です。
そのコーディネートでお友達の結婚式にも出席できます。
話をしていたら、なんだかとらわれていたことが解かれたように
「こんな感じでいいんだ!良かった!
今まで自信持てずにいたことが、これで良いんだって、なんだか気軽になりました!」と
話す笑顔が印象的でした。
枠やしきたりにとらわれ過ぎずに着物を
楽しむ。ぜひ着物を着てみましょうよ。