着物あわせ こんな着物・こんな帯・その日の気持ち、その日の風、そんなことで も変わる今日の着物あわせ・・・

着物を合わせ・・生きがいそして10年・・・・・・

2001年3月10日・・・
 

100914_1743_0001.jpg                             この日が「きものりさいくる工房 五箇谷」の誕生した日・・

 

 

そして
                                                     

                            もう10年の月日が経ったことをとても感慨深く感じております。

 
 
 
10年前のあの日・・
 
 
こんな日が来る事は全く予測もしてなかった・・
というより
先のことなど考える余裕はなかった・・ 
目の前のハードルを何とか越えてきたら・・・
ここまで到達したというのが 実感です。
 
 
 
そして多くの着物ファンの皆さんをお迎えできたことは
 
私の夢であり希望でありました。
 
 
 
 
 
 
 

あの10年前・・・・
お店の立ち上げ準備をしているときは
本当にひとりでした。
 

今のお店の場所選び・・・
お店に並べる着物や帯を集め渡り・・
そしてお店のディスプレイなど
また・・お店へいらして頂けるよう・
開店のダイレクトメールの絵手紙発送など・・・
一人でやってきました。
 
 
 
でもあの時・・
実際には一人ではありましたが 
なぜか 寂しくも心細くもありませんでした。
 
 
 
ここを待ってくれてる人は必ず居てくれる・・
私と同じように着物を楽しみたい!と思ってくれる人は
たくさんいらっしゃる!という そんな確信が私にはありました。
 
 
 
 
「着物を楽しく着よう!しきたりや決まりごとは二の次・・着たいものを着よう!」と
私は発信し続けました。
 
 
 
 
その発信を皆さんが受け留めてくださり この店を訪れてくださいました。
 
 
一人で始めたことですが のちに素晴らしいスタッフの方々との出会い・・
そして多くの技術者の方たちとの出会い・・そんな皆様方から本当に
素晴らしいお力添えを戴きました。
 
 
 
 
 
そして何より、同じように着物を楽しみたいと思われてるたくさんのお仲間に
出逢う事がきたこと・・・
 
 

これこそが 私の望むことであり 夢でありました!
 
 
「着物の本来の素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらいたい。
再び着物を元気にさせて・・21世紀に着物を連れて行こう」
そう掲げてスタートしたのでした。
 
 
 
 
 
私は20世紀末、着付業界の中にいて
 着物業界その物のあり方に大いに不審を抱きました。
 
 
その実態を目のあたりにして これでは着物が本当に無くなってしまう・・・
誰も着物を着る事ができなくなってしまうと 危機感を感じました。
 
 
 
そう、その実態は あまりに高価すぎる着物・・
 コレは違う!と感じる悪質な販売など
私達着物ファンをかえって着物から遠ざけてしまう そんなものでした。
 
 
 
 
そんな中で 私は不思議な体験をしました。
こんなことは今までの人生において・・
先にも後にもあの時、ただ1度だけでした。
それは、着付け学院に於いて展示会の説明会の会議中のことでした。
 
 
着付け学院の有り方 業界への不審感など大きな憤りを感じていた私でしたが
その会議の内容に 私は愕然としていた矢先・・
 
 

私の後ろで多くの方が叫んでいました。
 
 

「着物を守って!!」と・・
 
 
 
私はそのとき思わず後ろを振り返ってみました。
誰も居ませんでしたが 確かにその声は聞こえました。
多くの方が私の後ろに居た事を実感しました。

(とても信じられない!と思われる方も多いと思いますし
私自身 本当に耳を疑いましたがこれは本当なんです。)
 
 
 
 
 
 
私はこの声を聞いて 決心しました。
 
 
 
 
『そうここに居てはいけない!
 私は 着物を絶やさず続けていける環境を作らないと・・』

私はそして着付け学院に辞表を提出しました。
 
 
 
 
 
私は今までずーっと
その声の主は 着物を大事に着てこられた
{私達日本人の祖先の方々の声}
 
なんだ!
と思っておりました。
 
 
 
でも今こうして 実際にたくさんの着物ファンの方に出逢えたこと・・・
私と同じ着物への熱意を感じ・・・
 
 

もしかしてあの時のあの声は
 これからずっと着物を楽しみたいと思っていらっしゃった
未来の着物ファンの皆様の声だったのかもしれないと・・
この文を書きながら 感じております。
 
 

あの声を聞き逃すことなく 
こうして実行できたこと 
私は良かったと実感しております。
 
 
 
 
失敗や挫折ばかりの人生においてただ一つ・・
情熱を傾けて頑張り通した10年間でした。
 
 
 
 
 
 
これはもちろん 皆様方のおかげです。
一緒に走り続けてくださった皆様方に
出会えたおかげです。
 
 
 
 
これからも
共に楽しみながら 時には笑い転げて 時には感動に涙して・・・
着物を通じて・・
 
大いに人生を楽しみたいと思っております。
 
 
 
 
人はひとりでは生きては、いけません。
 
 
 

そして、
 
何か事を進めるられるのも、多くの方のご協力があるからこそです。
 

心より皆様方に感謝申し上げます。
 
 
「着物大好き!ありがとう10年・・ そしてこれからも」
 
 
 
 
そう、これからもどうぞよろしくお願い致します。(*^^*)
 
 
 
 
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 きものりさいくる工房 五箇谷 
店主 五箇谷桂子